アクトガレージ主催トレーナー、監督の中村です。
YOUTUBEショートドラマチャンネルについて
アクトガレージ映像演技ワークショップの魅力は何と言っても、上級コースで行っている短編作品制作です。2019年で10周年を迎えたアクトガレージ映像演技ワークショップで制作してきた短編ドラマは200本を超えました。また、作品をYOUTUBEチャンネル【ショートドラマチャンネル】にアップロード、一般公開することで、沢山の皆様に見て頂ける環境作りをしてきました。
登録者数3400名、総再生回数146万回(2020.2時点)を獲得。
まだまだではありますが、現在では登録者数や再生回数も順調に伸ばす事が出来ています。しかしここまでの道のりは決して簡単なものではありませんでした。現在は短編ドラマ専門のチャンネルを2018年に設立し運営していますが、実は10年も前から作った旧チャンネルの存在があります。(現在も作品を旧チャンネルから新チャンネルへ移行作業途中です)
10年前のYOTUBEは今のような知名度もなく、もちろんユーチューバーは存在しておらず、映像クリエーターが作品をアップし、「どこからでもアクセスして映像を鑑賞する事ができる便利なツール」という位の位置づけでした。
しかし、当時からその画期的なシステムに目をつけ、YOUTUBEを使えば「新人俳優が映像で活躍できるステージ」を作れるかもしれないという期待を胸に短編ドラマ制作に励みました。
旧チャンネルへアップロードをし続けていましたが思うような結果が得られず、YOUTUBEチャンネルの認知を広げていく難しさを痛感しました。ただ、目的は「俳優の現場を作る」事ですので、再生回数や登録者数にこだわらず短編ドラマの制作をし続けました。
アクトガレージが短編ドラマを制作する意味は受講生達を「主要キャストとしてキャスティングできる」事です。
それをTVドラマや映画でかなえる事はとても難しい事です。映像作品へ出演する事の大変さ、難しさ、大きな壁があります。
映像俳優を目指したい人は映像に出演しながら、その演技感覚を養う必要性があります。しかしながら、ほとんどの人は映像作品に出演する事が出来てもエキストラ程度の配役しかされません。もちろんエキストラとして現場に参加する事は最初は意味のある事ですが、それ以上の収穫を得る事はとても難しく、ましてやフリーで活動する俳優なら尚更です。
俳優は誰もが憧れる職業の一つですから、簡単になれるわけがありません。だからこそ夢があります。しかし、その狭き門へ挑戦する環境すらほとんどの人に与えられないのが現状です。だから映像作品への憧れを抱いている人も、舞台での活動をしながら映像へのチャンスを伺うか、夢を諦めてしまうかしか選択肢がありません。
このような状況を少しでも打破していきたいと考えたのが、短編作品を作り続けるきっかけになりました。
私自身、俳優活動をしてきました。だからこそ、俳優の気持ちが痛い程分かります。
私は20代の頃から、比較的恵まれた俳優活動をする事ができたと自分では思っています。常にいくつもの出演現場が目の前にあり、役を頂き、数々の貴重な経験をする事ができました。また、映画監督としても8作品の長編劇場公開作品を制作し、単館系の映画館でロードショー公開する機会を与えて頂きました。時には大きなリスクも抱えながらの活動でしたが、当時を振り返れば常に充実感を抱ける有意義な時間を過ごせたと今では思います。
私は確信しています。撮影現場が俳優を大きな成長に導くと。逆に言えば、ある程度レッスンや経験を積むと、撮影現場で演じる事しか大きな成長への手段はないとも言えるでしょう。
そこには大も小も関係ありません。映像俳優はカメラの前で演技をする事が使命です。大きな現場も、小さな現場も関係ありません。それを私自身の経験で知っているからこそ、YOUTUBEで短編ドラマを制作する事に意味があり、ここまで続けてこれたのです。
アクトガレージで作っているのは本当に小さな現場です。
でも、そこに出演する価値は計り知れないものです。
映像は記録に残るものです。記録に残る事は大変な意味を持ちます。10年後に自分の出演作を見る事が出来るのです。
私はそれを資産だと思っています。
映像俳優を目指す人に早くその価値に気付いて欲しいと強く願っています。
現在の俳優活動に満足している人はほとんどいないでしょう。
演技レッスンを受ける事は間違いなく重要です。しかし、レッスンで評価される為のレッスンにならないように注意して下さい。
現場で評価を受けるための演技レッスンが本当に価値のあるレッスンです。
それを提供する為にアクトガレージ映像演技ワークショップは存在しています。
200作品以上の制作実績が信頼を証明しています。
学びをエンターテイメントにする。それが出来る時代がやってきました。
今や世の中は完全に自己プロデュースの時代です。
そして、スマホは5G、6Gに進化し、全ての情報が今以上に手元のスマホで得られるように、より便利になっていきます。そこでは映像は欠かせないものになり、今以上に映像が世の中を支配していく事になるでしょう。
想像して下さい。
自分が主要キャストで出演している映像作品がありますか?あるとすればその映像をすぐに人に見てもらえる状況を作れていますか?
アクトガレージはその環境を俳優に提供する事ができます。
皆さんの「映像作品」への挑戦をお待ちしています。
グッドアクト!!
▶アクトガレージ映像演技ワークショップ体験レッスンはWEBから
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▶アクトガレージの受講生が演じる短編ドラマ集。200作品越え!!
※本記事に書かれた演技に関する学びは、執筆者である中村英児が自身の俳優・監督・トレーナーとしての経験に基づき、独自のメソッドとして伝えています。記事の無断転載はお控えください。
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執筆 中村英児
(アクトガレージ主催トレーナー)
俳優 映画監督 映像クリエイター
株式会社プロダクションガレージ
代表取締役(映像制作会社)
日本映画監督協会会員。1999年より俳優として活動。俳優業の傍ら、Vシネマでの脚本執筆をきっかけに、監督として長編映画8本を制作し都内単館映画館で次々とロードショー公開。企業のプロモーションビデオも多く手掛け、2017年、映像制作会社を設立し代表に就任。主な出演作に「アウトレイジビヨンド」(北野武監督)、「任侠ヘルパー」(準レギュラー/フジテレビ)、主な監督作品に「SAMURAI SONG」、「ニャチャンへ続く道」(ドキュメンタリー)、「つながり」(はづき虹映監修)等がある。アクトガレージでは主催トレーナーを務める。監督・俳優としての両面から指導出来る事が強み。
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