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執筆者の写真中村英児

俳優はカッコつけたらおしまいです。

グッドアクト!!

アクトガレージ主宰トレーナー、監督の中村です。


今回の記事のタイトルに衝撃を受けた男性諸君も多いのではないでしょうか?


俳優はカッコつけたらおしまいです。


一体どういう事??カッコイイ俳優に憧れて演技を始めたのに?


・・・と思っている方も多いかと。


これは演技の最中の事ですのでそれを前提に話を進めます。そして、もちろん女優にも当てはまります。演技の最中でなければご自身のキャラクターでカッコつけても大丈夫ですからね笑


結果から言います。


俳優は演技をする時に自然体でいなければならない。


という事です。


言い方を変えれば、


役になりきりその役を全うしろ!!


という事。


つまり、俳優のカッコよさとは、どんな役にでもなりきって全力で演じている姿がカッコイイという事であって、カッコイイ役を演じているからカッコイイという分けではないという事です。


ここ、とても重要です。


特に演技を始めたばかりの方に多く見られる傾向です。


「カッコ悪くいなければならない役にもかかわらず、カッコつけて演じてしまう」


思い当たる方はいませんか?


先にも述べた通り、「カッコイイ(カワイイ)事をしたいから俳優になりたい」。だから演技を始めたという方も多いと思います。


そう思っているうちは演技の評価は上がりません。


情けない役、惨めな役、三枚目の役など、カッコつけず、飾らずに思いっきり役を全うし演じ切らなければ、それこそ俳優として情けなく惨めでカッコ悪く見えてしまうでしょう。


俳優のカッコよさを勘違いしてしまわないようにして下さい。


どんな役をもらっても、与えられた役を全うする事が俳優の使命です。


そしてそれを演じ切ってる姿が、俳優のカッコよさです。


グッドアクト。今日も演技頑張ろう。


あ、「カッコ良く演じて」という演出(指示)があった場合は、自分が思う「カッコイイ」を存分に表現して下さいね。その方が意外と苦手という方も多いですが。。。

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※本記事に書かれた演技に関する学びは、執筆者である中村英児が自身の俳優・監督・トレーナーとしての経験に基づき、独自のメソッドとして伝えています。記事の無断転載はお控えください。

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中村英児 (アクトガレージ主催トレーナー)

俳優 映画監督 映像クリエイター

株式会社プロダクションガレージ代表取締役(映像制作会社)


日本映画監督協会会員。1999年より俳優として活動。俳優業の傍ら、Vシネマでの脚本執筆をきっかけに、監督として長編映画8本を制作し都内単館映画館で次々とロードショー公開。企業のプロモーションビデオも多く手掛け、2017年、映像制作会社を設立し代表に就任。主な出演作に「アウトレイジビヨンド」(北野武監督)、「任侠ヘルパー」(準レギュラー/フジテレビ)、主な監督作品に「SAMURAI SONG」、「ニャチャンへ続く道」(ドキュメンタリー)、「つながり」(はづき虹映監修)等がある。アクトガレージでは主催トレーナーを務める。監督・俳優としての両面から指導出来る事が強み。

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